2007年度 第1回 地域研究センター 国際セミナー「ハイテクベンチャーの起業家-シリコンバレーと日本から」

REPORT 活動報告

2007年度 第1回 地域研究センター 国際セミナー「ハイテクベンチャーの起業家-シリコンバレーと日本から」

2007年12月1日(土)、市ケ谷キャンパスと本学アメリカ研究所(カリフォルニア州シリコンバレー)をインターネットで結んで開催しました。

2007年12月1日(土)、地域研究センターは市ケ谷キャンパスと本学アメリカ研究所(カリフォルニア州シリコンバレー)をインターネットで結び、「ハイテクベンチャーの起業家 - シリコンバレーと日本から」をテーマに、ITのメッカであるシリコンバレーでビジネスを展開する邦人および米国人起業家をスピーカーに迎え、同時通訳による国際セミナーを開催しました。

 米国からはKeyvan Mohajer(Melodis社CEO)・二村晶子(infinitebio社CEO)、日本からは梶哲(インベステック社CEO)の各氏が、自身のキャリア形成と起業への熱い思い、現在に至る貴重な経験を語られました。話は独立当初の苦労談や日米のビジネス風土にも及び、国境を越えて経営革新の夢を追い続けるその姿勢は集まった約40人の学部生・大学院生たちに大きな刺激を与えました。また当日はKeyvan 氏により、自社の鼻歌曲名検索エンジン「midomiR」のデモンストレーションが行われ、その斬新なアイデアと事業の将来性に会場は大いに沸き立ちました。

 引き続き、行われたパネルディスカッションでは、田路則子経営学部准教授、阿部博美氏(米国在住コンサルタント)の両者をコーディネーターにKeyvan、二村、梶の3氏を交えて、参加学生から盛んな質問が飛び交いました。中には将来は海外でベンチャービジネスを志す者もいて、太平洋を越えた意見交換は予定時間を過ぎ盛会のうちに終了しました。