ご挨拶
地域の課題解決に取り組みます
地域研究センター長
松本 敦則
法政大学地域研究センターは、2003年にグローバルな視点を持った地域研究の拠点として、行政、地方自治体、企業、NPO等に様々な支援・政策提言を展開する機関として設立されました。法政大学の持つ知識・情報や地域連携のノウハウを地域や社会に広く還元することを目的としています。 一般的に大学には研究、地域貢献・連携の3つの役割があると言われています。本研究センターではこれまで文部科学省の「私立大学学術研究高度化推進事業」や「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」、環境の分野においては、「気候変動適応技術社会実装プログラム」、また法政大学がある千代田区が公募する地域に関するさまざまな事象を一つの学問として研究する「千代田学」、などに採択され多くの研究成果を挙げてきました。 教育面では、文部科学省の「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」に採択され、秋田県仙北市や栃木県益子町など学生が現地に赴き、地域の方々と課題解決授業を行ってきました。 それでも、本研究センターの一番の特徴は地域貢献・連携に多くの力を注いでいることです。現在、東京都三鷹市や鹿児島県薩摩川内市を始め20もの地方自治体や金融機関、公的機関と事業協定を結び、地域の課題解決に取り組んでいます。 今後も本研究センターは法政大学の地域貢献・連携の一翼を担う機関として更なる発展を目指していきます。皆様のご指導ご鞭撻をお願いします。
地域社会への窓口として
特任教授
岡本義行
法政大学地域研究センターは法政大学と全国各地をつなぐ架け橋です。 今や閉じられたシャッター街や人通りの少ない商店街は全国どこにでもみられるようになりましたし、 中山間地をはじめ過疎地域の現状は深刻度を増すばかりです。 こうした問題の解決をお手伝いするのが地域研究センターの役割です。
地域研究センターはまた、地域問題を海外の研究機関と連携して研究するとともに地域振興や 人材育成に関わる情報をWeb上で提供しています。
絶えず新しい知識や情報を蓄積しながら地域との連携をとおして、新しい研究と教育スタイルを開発 するのも当センターの役割です。