【栃木県 益子町】社会貢献・課題解決教育 益子合宿(9/4~6)
栃木県益子町にて社会貢献・課題解決教育の合宿を行いました。
9月4日から6日まで、地域研究センターが主催する「社会貢献・課題解決教育(以下、社課教)」の学生16名が参加し、栃木県益子町にて合宿を行いました。
社課教では普段39名の学生が集い、チーム別に東京・台東区などの協力企業の抱える課題解決に向きあいますが、今回は課外実習プログラムとしてより広い地域のフィールドワークから課題解決を目指します。
フィールドワークにあたって学生に二つのキーワード、
「強い絆で結ばれた地域共同体の構築」と「新たな視点・発想による地域経済の構築」
を提示しました。
大学の授業や「社課教」のプログラムで身に着けたツールやコンサルティングの手法を活かし、「“学生目線”で益子町への提案を行う」ことを目指します。
4日は全体で西明寺、益子参考館、益子陶芸美術館をまわり、5、6日は3つのテーマ「益子焼・アート」「農業」「地域のコミュニティー形成」の班に分かれ、各分野のキーパーソンとなる方々のお話を伺いました。
益子町の大塚町長をはじめとして、大勢の方が学生の訪問に貴重な時間を頂戴してお話しをいただきました。町長には益子陶芸美術館の案内を自らお引き受けくださいました。
また、事前にお願いしていた以外にも町の人々から「ここに行くといいよ」など、気軽に学生に案内をしてくださった益子町の皆様、本当にお世話になりました。
「益子町を良くしたい!」と多くの皆様からいただいた声を、学生の発表をさせていただくまでの間、学内で課題・解決策の研究を進めて行きます。
法政大学と益子町は2011年3月3日に事業協定を結びましたが、折も折、直後に発生した東日本大震災で益子町はこれまでに経験をしたことがない大きな被害を受けました。今回のフィールドワークで少しでも復興のお役に立てる発表となるよう、所員も気を引き締めております。