2008年度「法政大学地域づくり塾」始動

REPORT 活動報告

2008年度「法政大学地域づくり塾」始動

地域づくり塾導入編となる「地域づくり体験プログラム」が、岐阜県飛騨市、秋田県仙北市・石川県白山市において実施されました。

地域に在住する社会人を対象に地域活性化を担う人材を育成する「法政大学地域づくり塾」の2008年度プログラムが始動。今回はその導入編となる「地域づくり体験プログラム」が、岐阜県飛騨市(5月24日)、秋田県仙北市・石川県白山市(5月31日)の3市において実施されました。

 本センター所員が現地に出張して実施する「体験プログラム」は、広範な市民の方々に地域づくりの「必要性」と「楽しさ」に気付いていただくのが目的。簡単な講義に続いて、まず“アイスブレイク”(参加者の緊張感を凍解させる)として“他己紹介”(初対面の相手をお互いユーモアを交えて紹介)を行い、その後のワークショップでは地域の「強み」と「弱み」を考え、そこから見えてくる地域固有の課題について議論しました。

 今後は、東京からの遠隔講義配信により地域間を比較検討し自分のまちを客観的に分析する視点を提供する「学習プログラム」が順次開講、これらは、3つの専門コースにより高度な学習内容を提供する「応用プログラム」へとステップアップする手がかりとなるものです。

 今年度は、6月下旬から2回目の体験プログラムを実施、7月後半から学習プログラム(3回の遠隔授業)、8月終盤から10月にかけて応用プログラム(「地域コミュニティ・NPO育成プログラム」、「地域づくり専門家育成プログラム」、「中小企業・商店経営者教育プログラム」)を順次開講していく予定です。

【実施会場】
・仙北市総合情報センター(秋田県)
・白山市民交流センター(石川県)
・飛騨市役所(岐阜県)